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地鎮祭と上棟祭って?行うタイミングや気になる費用について

家を建てる際に行う儀式である地鎮祭と上棟祭についてご存知でしょうか?
言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、実際にどのようなことを行うのかはイメージしにくいという方も多いかもしれませんね。

今回は地鎮祭と上棟祭とは何か、また、気になる費用についてもご紹介します。

地鎮祭について



【地鎮祭を行う目的とは?】


地鎮祭は建設工事の着工前に行う儀式で、敷地の平安と工事の安全を祈る儀式です。具体的には、新しくその土地に建物を建築し、そこに住むことを地主神に報告します。
工事が無事に完了し、この先も建物と土地が安全であることを祈る目的から地鎮祭を行うのです。
家を建てる際は必ず行わなければならないということはありませんが、この先何十年もその土地で住むことになるのでちゃんとしておきたいと考える方も多いです。

【費用はどれくらい?】


地鎮祭の費用は、総額で10~15万程度が平均的です。
主な内訳としては、神職に払うお礼が2~5万円、お車代として5千円~1万円、施工会社に払う祭壇などの準備費が1~5万円、となります。
また、自分で用意するお酒や山の幸といったお供え物や、湯呑などの準備物、挨拶まわりで渡す手土産購入費などがあります。

最近では施工会社が全面的に手配してくれたり、地域のイベント業者が請け負ってくれたりする場合もあります。
少しでも手間やコストを抑えたい場合はさまざまな情報を集めておきましょう。

上棟式について

【上棟式を行う目的とは】


上棟式は、木造建築で骨組みが屋根まで組み上がったことを祝う儀式です。家屋の神様と大工の神様を祀って、棟上げを無事に終えたことに感謝します。
これで終わりということではなく、ここからまた最後まで無事に完成できるよう安全を祈るための儀式でもあるのです。
また、上棟式では、無事に棟上げまで行ってくれた大工さんへの感謝の気持ちを表すために、施主がお料理やお酒を振舞うこともあります。

【費用はどれくらい?】


上棟式にかかる費用は15~30万程度となります。
その主な内訳がこちらです。

  • ・お供え物:1万円程度
  • ・飲食代:1人2,000~3,000円程度
  • ・ご祝儀(棟梁):1~3万円程度
  • ・ご祝儀(現場監督):5,000円~1万円程度
  • ・ご祝儀(大工さん):3,000~5,000円程度
  • ※ご祝儀の総額は関係者の人数によって変わってきます。


建築会社によってはプランの中に上棟式の費用が含まれている場合があるので、相談しながら進めるようにしましょう。

まとめ

最近では、地鎮祭や上棟式を簡略化したり、省略したりすることも少なくありません。
しかし儀式を行うことは、棟梁や大工さんの労をねぎらう意味合いとして、コミュニケーションを育むきっかけにもなります。

地鎮祭や上棟式の方法や金額は地域によって異なるので、事前に建築会社とよく相談することが大切です。
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