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畳にカビが生える原因は?正しい掃除の仕方や予防方法を解説

最近では「和室」を取り入れる家は少なくなってきていますが、畳があるとなんとなくリラックスできる、香りに癒される、といった理由から和室や畳スペースを希望する方もいらっしゃいます。
しかし、畳はフローリングと違い、カビが発生しやすいという特徴があります。
今回は、畳にカビが生える原因、畳の正しい掃除法や予防策についてご紹介します。

畳にカビが生える原因は?



畳にカビが生える主な原因を2つご紹介します。

【湿度が高い】


部屋の湿度が70%以上になると、畳にカビが発生しやすくなってしまいます。
なぜなら、畳の素材であるい草は、水分を吸収しやすいという特徴があるからです。

【室内の汚れ】


畳の汚れやホコリの蓄積は、カビが育つための養分となってしまいます。
例えば裸足で歩くことによる皮脂の付着や、掃除が十分にできていないことが原因でカビが繁殖しやすい環境をつくってしまいます。

畳にカビができてしまったら早めに対処しよう

畳に生えてしまったカビは、広がる前に対処しましょう。準備するものは、歯ブラシ、アルコール除菌スプレー、雑巾です。

カビの正しい掃除方法は
  • 1.目に沿って歯ブラシでカビを拭き取る
  • 2.アルコール除菌スプレーを雑巾に吹きかける
  • 3.カビの生えている場所に雑巾を当てる
  • 4.カビを拭き取り終えたら畳をしっかり乾燥させる
  • 5.部屋の換気を行う


畳の目の間は、カビを取り除くように歯ブラシを使いましょう。
雑巾は、シミ抜きの当て布のように当てる面をこまめに変えて、畳のカビを雑巾に移すようなイメージで落としてくださいね。

畳のカビを予防するためには



畳のカビを予防するためには以下の2つのことに気を付けましょう。

【こまめに掃除をする】


畳のカビ予防には、こまめに掃除をすることが大切です。
畳はい草で作られているので、フローリングに比べると繊細な素材です。週に一回程度、雑巾での拭き掃除を行うようにしましょう。

【和室の通気性をよくする】


畳は、梅雨時期や多湿環境では特にカビが発生しやすいです。
窓を開けたり換気扇を回したりすることで、空気中に漂うカビを外へ追い出すことができます。
カビの発生しやすい時期は換気をいつもよりこまめに行い、和室の通気性をよくしておきましょう。

畳のカビに困ったら住宅の専門家に相談を

畳はリラックス効果のある空間を作れますが、フローリングより痛みやすく、こまめなメンテナンスが必要な床材です。
もし畳にカビが発生していることに気づいたら、すぐに掃除をして放置しないように気を付けましょう。早めに対処することが、畳を長持ちさせる秘訣になります。

畳などその他のメンテナンス方法での悩みは、住宅の専門家がお手入れしやすい床材のご提案をさせていただきます。
アールグラフではお施主様の夢のマイホームの実現に、誠実に向き合いサポートいたします。お悩みご相談があればお気軽にご相談ください!