日本における人気も定着している北欧インテリアは、世界中で人気を集めています。新築住宅の検討段階で、「リビング、キッチン、ベッドルーム、この家を北欧インテリアでオシャレにしよう」と方向性をすでに決められている方もいらっしゃることでしょう。しかし、実際に北欧インテリアの導入をすると言っても、具体的にどうすればいいかわからないことがあると思います。この記事では、施工時に何が出来るか、新築時にのみできる床、木材のこだわり方を紹介していきます。

北欧インテリアを語る時、最も重要なのは「木材」です。森林資源が豊富な北欧は、床やテーブル・椅子の足といった家具に木を取り入れます。これが、北欧「らしさ」を演出してくれるのです。特に、「床」の木材に関しては、新築でしかこだわることができません。ここに無垢の床を用いると、リビングの印象は劇的に変化します。アカシア・パーチ材・メープル材などが木材一覧に載っている材料の代表例です。また、自分だけのオリジナル要素が欲しいという方は、無垢材を基礎にしながらもヴィンテージな木材を用いることをおすすめします。天然木のナチュラルな質感とその温かみで包まれた統一感のある空間を実現してみましょう。

北欧インテリアは、言わずもがな北欧の風土を前面に押し出しているため、ご自身の家の日本らしさとどのように調和させるかが大切です。木材によるナチュラルベースを基調として、間接照明や北欧家具で飾りたてることで、木の温かみを存分に活かしたモダン空間の完成です。また、北欧インテリアを使いこなすには、住宅の専門家に相談するのも一つの手段でしょう。
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