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株立ちを庭木に取り入れよう!おすすめの樹種5選

家づくりにおいて、自宅の庭に植栽計画を立てる人は多いです。
植栽を考えるにあたり、「株立ち」という言葉をご存知でしょうか。
株立ちは、大きな木を小さくして庭に取り入れることができる方法で、都会の限られた庭スペースでも住宅のシンボルツリーとして植樹が可能なため、人気が高まってきています。
今回は、株立ちの特徴や、株立ちを庭木にするメリット、おすすめの樹種5選をご紹介します。

株立ちって何?

通常の木は、一本の幹からいくつかの枝が伸びています。
株立ちは、根本から幹が数本立ち上がったような木の状態を言います。
株立ちを作る方法は2つあります。
1つ目の方法は、本株立ちという、1本の太い木を切り株にし、そこから新芽を発芽させて育てていく方法です。
2つ目は、寄せ株立ちという、苗木を寄せて植え、1本1本が太くならないように育てる方法です。
本株立ちは発芽させて育てるので手間がかかりますが、その手間や見た目が美しいことから、寄せ株立ちよりも高価となっています。

株立ちを庭木にするメリット

・木の管理をしやすい 庭木を株立ちにすることで木の管理がしやすくなります。
例えば、1本立ちのイロハモミジは15mほどに成長します。
そのため都会の庭で植えるのは厳しいでしょう。
その点、株立ちの木は樹高の高い木でも取り入れることができます。
成長が緩やかで木の高さを抑えられるため、メンテナンスもさほど難しくありません。

・小さな庭でもバランスよく植えることができる
株立ちは成長したとしても3mほどの高さで収まるため、小さな庭でもバランスよく取り入れることができます。
通常だと大きくなる木でも木の大きさを抑えることができる株立ちは、都会の限られたスペースの庭に導入しやすいのが魅力ですね。

株立ちにおすすめの樹種5選


一言に株立ちといってもさまざまな種類があります。
ここでは株立ちにおすすめの樹種を5つご紹介します。

イロハモミジ
イロハモミジは葉が小さいため、庭先に植えるのにおすすめです。
モミジは和風の庭に合うイメージですが、意外と洋風の庭にも合わせることができます。 秋になると紅葉として楽しめるでしょう。
しかし、虫がつきやすいため、定期的な消毒をしてお手入れすることが大切になります。

シマトネリコ
シマトネリコも葉が小さく、庭先におすすめの庭木です。
常緑樹で1年中葉をつけているので、通年で楽しむことができます。
また、シマトネリコは免疫力があり、育てやすい木です。 住宅のシンボルツリーとしてもよく採用されています。

ソヨゴ
ソヨゴは成長スピードが遅く、手入れがしやすいのが特徴です。
シマトネリコよりも値段が高めになっています。
白い花を咲かせる常緑樹で、実が赤くかわいらしい雰囲気があります。 シマトネリコと並んで、ソヨゴも株立ちによく使われる木です。

シラカシ
シラカシは通常20m以上もの高さに育つ木ですが、株立ちにすると庭先で楽しむことが可能です。
樫の木の一種であるシラカシは、秋になるとどんぐりの実がなります。 お子さんのいる家庭ではどんぐり拾いなどして遊ばせることもできますね。

カツラ
カツラの木は病気になりにくく、虫もつきにくいといったメリットがあります。
そのためメンテナンスが楽で育てやすいです。 見た目が可愛らしく、葉っぱはハート型になっています。
初夏に緑色の葉を付け、秋は紅葉を楽しむことができます。
しかし、成長が早いため、定期的な選定が必須です。

まとめ

今回は、庭木を株立ちにするメリットと株立ちにおすすめの樹種を5つご紹介しました。
株立ちは、大きな木を小さくして庭に取り入れることができる方法で、シンボルツリーとしてもおすすめです。

庭で植栽を楽しみたい方は家づくりの段階から計画することが大切です。
そうすることで、家と庭とのバランスのとれた庭づくりが可能になります。
素敵な庭がある家づくりをしたい方は一度住宅の専門家に相談してみませんか?

アールグラフではお施主様の夢のマイホームの実現に、誠実に向き合いサポートいたします。お悩みご相談があればお気軽にご相談ください!

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