一般的に使われている照明は以下の3つになります。
白熱球
白熱球は演色性が高い照明で、フィラメントに電流を流すことで発光します。
フィラメントとそれを覆うガラスや電気を流すためのソケットからなります。
白熱球は消費電力が高いので、省エネ対策が普及している現在ではあまり使用されなくなってきています。
価格が安く初期コストを抑えることができますが、他の照明器具に比べて寿命が短いというデメリットがあります。
白熱球の寿命は1,000〜2,000時間となっており、トータルで見ると価格は高くなります。
蛍光管
蛍光管は紫外線を発生させる照明器具で、ガラス管の内側に塗った蛍光塗料を反応させて光らせています。
寿命は白熱球より長く、6,000〜13,000時間で、家庭用から業務用と様々な場所で使用されています。
デメリットは、スイッチのオンオフを繰り返すことで寿命が1時間短くなることです。
点灯してから一番明るい状態になるまで数分かかるため、オンオフを繰り返すトイレなどには不向きとされています。
LEDライト
LEDとは、Light Emitting Diodeの頭文字です。
特徴は長寿命と低消費電力で、寿命は20,000〜40,000時間となっています。
電気代を抑えることができ、省エネ効果が期待できます。
赤、青、緑の三原色を作り出せるので、イルミネーションとしても使用されています。
LEDライトは蛍光球よりも価格が高めですが、自宅の照明器具のサイズや口径が同じであれば、そのまま付け替えることが可能です。
また、赤外線、紫外線が発生しないため、美術品の劣化を防ぐことができます。
自宅に絵画を飾っている方はLEDライトがおすすめです。