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2023/10/08

メリットたくさん!自宅に地下室を!設置のポイントもご紹介します

メリットたくさん!自宅に地下室を!設置のポイントもご紹介します

メリットたくさん!自宅に地下室を!設置のポイントもご紹介します

地下室は本来、ワインや食料の収納として使用されていましたが、現在では一定の条件を満たすと居住スペースとして利用できるようになりました。
特に都会の狭小住宅では部屋数も限られるので理想の間取りは難しいですよね。
そんなときは地下室を有効活用してみませんか?
しかし、実際に地下室の住み心地がどんなものなのか、予算なども気になるものです。
今回は住宅の地下室設置のメリット、デメリットや、失敗しないためのポイントを解説します。

地下室のメリット

地下室をつくるうえで得られるメリットを紹介します。

■地震に強くなる
地下室は地震に強く耐震性に優れています。
建物は地面より高くなればなるほど揺れを大きく感じやすいためです。

■防音性に優れている
地下室は地面に囲まれているため耐久性はもちろん防音性にも優れています。
例えば、大きな音で楽しめるカラオケルームや楽器演奏などのスタジオをつくりたい方は、地下室を有効活用することができます。

■室内の温度変化があまりない
地下室は一般的な部屋に比べると室内の気温の変化が少ないので、一年を通してほぼ一定の温度が保たれます。

■スペースを有効活用できる
もともとは地下室を住居スペースにすることは禁止されていました。
しかし法改正が行われたことによって、一定の条件を満たすと地下を居住スペースとして活用することができるようになったのです。
つまり、一般的な生活スペースである居間や寝室としても活かすことができます。

【地下室を居住スペースにする条件】
・上部が外気に開放されている、またはドライエリアなどの開口部がある
・室内の湿度調整や換気機能の設置がある
・防水措置が講じられている

地下室のデメリット

次に、地下室のデメリットを紹介します。

■建築費が割高になる
地下室を作ると床面積を約3割増やすことができますが、その分費用は高くなります。
地下室をつくるためには、山留め工事、型枠工事、鉄筋工事、コンクリート工事、防水工事など基本的な工事に加えて、多くの費用が必要になります。

■結露が発生しやすい
地下室の温度は一定に保たれていますが、夏場の外気温は高温多湿のため結露が発生しやすくなります。
地下室はひんやりしているのに対し外の温度が高くなるため、その気温差によって結露が起こってしまうのです。

■浸水被害が心配
大雨による災害では浸水被害に注意が必要です。
特にトイレが道路より低い場所にある場合は、下水が逆流する恐れがあります。
また、流れてきた雨水によってドアが開きにくくなる可能性があるので、事前に対策をしておくことが大切です。

家の地下室設置で失敗しないポイント


最後に地下室の設置で失敗しないポイントを2点、それぞれ解説します。

■使う目的を明確にする
地下室をつくる場合は何のために使うのか目的をしっかり決めておくことが大切です。
目的がない地下室の設置は、出し入れしにくい物置部屋になってしまう可能性があります。
有効活用するために、使う目的を明確にしておきましょう。

■地下室に合った土地を選ぶ
これから地下室をつくる予定の方は、土地選びを慎重に行うことが重要です。
日本は地下水位が高い場所が多いので、地下室に適していない土地は費用が多くかかってしまう可能性があります。
また、地下に構造物がある土地は地下室をつくれないこともあります。
地下室のある家を建てるには地下室に合った土地を選ぶことが必要です。

まとめ

居住スペースとして活用できる地下室は、部屋数を増やしたい方や自分の趣味の部屋を持ちたい方におすすめです。
特に楽器演奏や大音量で映画を見る、カラオケルームにして歌を歌いたい方などは地下室の特性を十分に活かすことができます。
地下室の設置にはメリットもありますが、費用面や地盤沈下などのリスクもあるので設置を検討の方は専門家に相談することが大切です。

アールグラフではお施主様の夢のマイホームの実現に、誠実に向き合いサポートいたします。お悩みご相談があればお気軽にご相談ください!