猫の侵入を防ぐには、猫が嫌いな匂いを使う方法と、物理的に追い払う方法の2種類があります。
まずは猫の苦手な匂いを使う方法を解説します。
猫の苦手な匂いは以下の3点です。
・ハーブ
・木酢や竹酢液
・猫の忌避剤
詳しい内容は下の表を参考にしてください。
ハーブを植える
・ロースマリー
・レモングラス
・ラベンダー
・ユーカリー など
木酢液や竹酢液
・園芸用品としてホームセンターで販売
・水で薄めて猫の通る場所にスプレーする
・猫が覚えるまで定期的に散布する
猫の忌避剤
・ペットショップやホームセンターで販売
・香りはミントやハーブ、柑橘類など多数
猫は植物の強い匂いや木酢液、竹酢液などの独特な匂いを苦手とします。
植物を育てるのが好きな人であれば、庭でハーブを育てることをおすすめします。ハーブには防虫効果もあるので、庭に植えておくと一石二鳥です。
木酢液や竹酢液を使用する場合は水で薄めて猫が通る場所にスプレーしたり、スポンジに染み込ませたりして置いておくと良いでしょう。
また、市販の忌避剤には猫が苦手とする香りの種類が豊富にあります。こういった猫の苦手な匂いを使って猫の侵入を防ぎましょう。
しかし、同じ匂いは猫が慣れてしまう場合があるので、違う香りを交互使用することをおすすめします。
次は物理的に猫を追い払う方法を紹介します。
猫よけシート
・シートはホームセンターで販売。
・トゲトゲのシートを敷くことで猫の侵入を防ぐ。
超音波発生器
・センサーで感知すると猫が嫌がる高周波を発生する機械。
・効果には個体差があるので猫が慣れてくる場合がある。
ブザー
・遠隔操作式、センサーつきのものが防犯コーナーで販売している。
・猫が近づくと音がなるので嫌がって近づかなくなる。
猫よけシートは敷き詰めるだけなので簡単に設置できます。
猫は少しの隙間でも通ってしまうので、隙間なく詰めることがポイントです。
超音波発生器の発生する高周波音は人の耳にほとんど聞こえませんが、中には不快に感じる人もいるので注意が必要です。
また、超音波発生器やブザーは、猫が慣れてきて効果が薄れる場合があります。猫の被害が多い地域ではこのような機械を貸してくれる自治体もあるので、購入前に確認してみるのもよいでしょう。