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注文住宅にヌックを取り入れるポイント!メリット・デメリットも紹介!

「ヌック」という空間をご存知でしょうか。
ヌックは本を読んだりコーヒーを飲んだりといった、居心地のよい空間スペースということを表しています。 最近、注文住宅でこのヌックを取り入れる方が増加しています。

今回は、ヌックのメリットとデメリットを紹介しますので、マイホームでヌックを検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ヌックって何?

ヌックは「こぢんまりとした居心地のいい空間」のことを言います。
スコットランドの「neuk」(ヌーク)が語源と言われており、「温かくて心地よい場所」という意味があります。 注文住宅で取り入れる場合、2~3畳程の狭い空間で、リビングの一角や階段の下のスペースに設置することが多いです。 特に狭い空間が落ち着くという方にはおすすめの間取りです。

ヌックのメリット


・家族が近くにいながら一人の時間を楽しめる
他の家族がリビングで過ごしているときに、ヌックで読書やゲームなどの趣味に集中できます。 家族の気配を感じながら程よい距離感で一人の時間を楽しめるので、寂しさを感じません。 また、子ども部屋や書斎のような個室にはなっていないので、家族全員が気軽に使うことができます。

・空間にメリハリを出せる
リビングの一角にヌックをつくると、空間に立体感が出ます。 家具や小物で空間をアレンジすることも良いですが、ヌックは圧迫感を出すことなくメリハリを出すことができます。

・さまざまな目的で使える
ヌックの活用方法は人それぞれ。 狭い空間は集中できるので、書斎やテレワークのスペースとしても活用できます。 またリビングの一角でキッズスペースとするのもおすすめです。 リビングから子どもの様子を見守ることができるので、小さな子供がいても安心です。

ヌックのデメリット

ヌックを設置する際は、メリットだけでなくデメリットも知っておくことが大切です。
・お金がかかる
ヌックを設置するには工事費や材料費が追加になります。 間仕切りの壁をつけたり小上がりにしたりすると、その分コストがかかってしまいます。 また、快適なヌックにするためは環境設備も大切です。
採光窓や照明なども必要になる場合があるため、ヌックは費用との兼ね合いを見て、本当に必要かどうか考えてから決めましょう。

・広さが必要
リビングにヌックを設置する場合、その分の広さが必要です。 リビングが窮屈にならないか、収納にする必要はないか、全体のバランスを見て間取りを考えるようにしましょう。
デッドスペースにヌックを取り入れる場合であれば、それほど考える必要はありません。

ヌックを設置するポイント

ヌックを設置してもうまく利用できず後悔することのないよう、3つのポイントを解説します。

・設置する目的を明確にする
目的なくヌックを設置すると、だんだん使わなくなり物置になってしまう可能性があります。
特にデットスペースに設置する場合、ただ単にもったいないからという漠然とした理由から取り入れることもあるでしょう。 例えばコーヒーを飲むスペースをつくりたい、パソコンスペースとして活用したい、といった明確な目的を決めておくと良いですね。

・換気や日当たりを考慮する
三方が壁の場合、小さな窓をつけて換気や日当たりに考慮しましょう。
ヌックは狭い空間なので、換気口や空調設備が採用できないことも考えられます。 湿気対策として風通しや採光に配慮した設計がおすすめです。

・照明を設ける
ヌックは使い勝手の工夫だけでなく、くつろげる空間にすることも大切です。
例えば間接照明を設けて落ち着いてくつろげる場所としてつくると、家族みんなが使用したくなる空間になります。 特に窓のない廊下や階段下のヌックは、雰囲気づくりのためにも照明にもこだわるとよいでしょう。

まとめ

今回はヌックについて紹介しました。
一人でゆっくりする時間を楽しんだり、子どもの遊び場にしたりと、ヌックにはさまざま使い方があります。 また、個室にはなってないので家族と程よい距離感を保つことができ、使い勝手がよいでしょう。 ヌックを取り入れて心地良い空間づくりをしませんか。

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