マイホームを建てるなら和室を取り入れたいと希望する方は多くいらっしゃいます。
和室といえば障子ですが、障子は破れやすく張り替えの手間が必要なことを考えると、取り入れることに不安を感じるかもしれません。
こういった理由から、最近の和室ではプラスチック障子紙が注目されています。
今回は、和室の障子をプラスチック障子紙にするメリットや貼り方、剥がし方などをご紹介します。

和紙を薄いプラスチックの板に挟んだもので、見た目は和紙とほとんど変わりません。通常の和紙とは違い破れにくいので、定期的に障子紙を張り替える手間がかかりませんし、掃除がしやすいのも魅力です。
特にペットや小さいお子様のいるご家庭では、通常の和紙だとすぐに破れてしまう可能性が高いですよね。
プラスチック障子紙を取り入れることで、日々のお手入れや破損などで困る心配がなくなりますよ。

プラスチック障子紙の特長を3つご紹介します。

【耐久性がある】

柔らかく破れやすい和紙とは違い、丈夫で耐久性に優れています。
また、紫外線カットなどの加工が施してあり、色褪せなどの変化が起こりにくいので、長く使うことができます。

【お手入れが楽】

和紙の障子紙は汚れたら張り替えるしかないですが、プラスチック障子紙は水拭きができるため、きれいに掃除することができます。
また、破れる心配もないので、掃除もしやすいです。こまめに掃除をすることでいつでも清潔な状態を保つことができます。

【冷暖房効率が高い】

和紙は空気を通しやすいため、冷暖房効率はあまりよくありません。
プラスチック障子紙は和紙よりも空気を通しにくくするため、冷暖房の効率がアップします。

通常の和紙が使われていた障子紙を、自分でプラスチック障子紙に変更することができます。張り替え方法は、アイロンで貼るタイプと両面テープで貼るタイプの2種類あります。　　　
今回は両面テープで貼るタイプについてご紹介していきます。

【必要な道具】

• ・プラスチック障子紙
• ・専用の両面テープ
• ・障子紙用のカッター
• ・定規
• ・マスキングテープ

【通常の和紙の剥がし方】

まずは現在の障子紙を剥がしましょう。

• ①障子紙の枠や桟に沿って、濡らしたスポンジで障子紙に水を含ませる　
• ②のりをふやかして、障子紙を剥がす

【プラスチック障子紙の貼り方】

プラスチック障子紙を以下の手順で貼っていきましょう。

• ①枠に合わせて障子紙をカットする – 少し大きめに切るようにします。
• ②木枠に専用の両面テープを貼る
• ③カットした障子紙を貼る
• ④余った部分の障子紙をカットする
• ⑤仕上げをする – 両面テープで貼った部分を上から押さえて完成です。

新築住宅で和室を作る予定の方は、住宅のプロに相談すると良いでしょう。
障子紙だけでなく、畳や壁のお手入れ方法などさまざまな質問にお答えいたします。

アールグラフではお施主様の夢のマイホームの実現に、誠実に向き合いサポートいたします。お悩みご相談があればお気軽にご相談ください！