
自宅の建設中にご近所トラブルを回避するために、気を付けたいポイントをご紹介します。
【工事を始める前に挨拶に行く】
建設工事を始める前には、近隣住民に挨拶をしておきましょう。積極的にコミュニケーションをとることでトラブルを防止することができます。
可能であれば、挨拶とともに粗品を渡すのもおすすめ。粗品はあまり高価なものでなくても大丈夫です。(例えば500円~1,000円程度のタオルや石鹸など)
事前に挨拶があるだけでも心証は変わってくるので、挨拶はトラブル回避において重要なポイントになります。
【現場のゴミ対策】
建設作業員が出した空き缶やお弁当などのゴミの管理はもちろんですが、工事過程のゴミやホコリ等についても、周りに養生シートを張るなどして落ちないよう配慮してもらうことも大切です。
養生シートとは工事現場を覆うシートで、粉などのホコリが外に舞うことや、モノが落下してしまうのを防いでくれます。
【作業時間の確認をする】
一般的には朝8時~夕方5時までが工事の時間になります。
作業の遅れや、明日は休みたいからできるところまで進めたいといった作業員の都合で時間を変更されてしまうと、トラブルに発展する可能性があります。
近隣住民に迷惑にならない時間帯に行っているのか、しっかりと確認しておきましょう。
【境界杭のチェックをしてもらう】
工事の前に境界線の位置を業者の方に確認してもらうことが大切です。境界杭とは、自分の敷地と隣の敷地の範囲をわかりやすくするため、測定士が距離を測って打ち込む杭です。
どこに境界杭が打たれているか確認しないままだと、後で境界線トラブルにつながる恐れがあります。したがって、境界線の位置をしっかりチェックしてもらうようにしましょう。