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建設中に起こるご近所トラブルとは?原因と対処法を紹介

家を建てるにあたって、建設予定地の近くに住んでいる人からの苦情を心配される方も多いのではないでしょうか。
マイホーム建設中にご近所さんとのトラブルが起きることは、やはり避けたいですよね。今後の生活を考えると、ご近所さんとはできれば良好な関係でいたいものです。
今回は、建設中にご近所トラブルが起こる原因や対処法について紹介します。

建設中に隣人トラブルが起こる原因



自宅を建設中に起こる隣人トラブルで代表的なものをご紹介します。

【業者の車が停めてあり、自宅の出入りがしにくい】


工事中は道路に一時的に車両を停めることになるので、近所の人から「通りづらい」といったクレームがくる場合があります。
例えば、広さが限られている敷地で資材の搬入などの際に工事車両を停めるスペースがない等が原因として考えられます。
やむを得ず停車する場合は、例え道路使用許可を取っていたとしても、できるだけ車を端に寄せるなどの配慮が必要になります。

【建設現場からゴミが飛んでくる】


建設工事中にほこりや粉が飛んできて、隣家の壁や窓ガラス、車などが汚されたというクレームを耳にします。
これはいい加減な施工業者が作業員に任せきりの場合に起こってしまうケースですが、そういったことが起こらないよう、事前に施工業者にしっかりと伝えておきましょう。

【作業中の騒音】


作業中の騒音や振動は、日中家で過ごすことが多い方にストレスを与える原因になります。
特に夜間に仕事をしている人や小さいお子さんがいる家庭では、その騒音が睡眠の妨げにもなってしまうため、トラブルになりがちです。

建設中のご近所トラブルを回避するためには


自宅の建設中にご近所トラブルを回避するために、気を付けたいポイントをご紹介します。

【工事を始める前に挨拶に行く】


建設工事を始める前には、近隣住民に挨拶をしておきましょう。積極的にコミュニケーションをとることでトラブルを防止することができます。
可能であれば、挨拶とともに粗品を渡すのもおすすめ。粗品はあまり高価なものでなくても大丈夫です。(例えば500円~1,000円程度のタオルや石鹸など)
事前に挨拶があるだけでも心証は変わってくるので、挨拶はトラブル回避において重要なポイントになります。

【現場のゴミ対策】


建設作業員が出した空き缶やお弁当などのゴミの管理はもちろんですが、工事過程のゴミやホコリ等についても、周りに養生シートを張るなどして落ちないよう配慮してもらうことも大切です。
養生シートとは工事現場を覆うシートで、粉などのホコリが外に舞うことや、モノが落下してしまうのを防いでくれます。

【作業時間の確認をする】


一般的には朝8時~夕方5時までが工事の時間になります。
作業の遅れや、明日は休みたいからできるところまで進めたいといった作業員の都合で時間を変更されてしまうと、トラブルに発展する可能性があります。
近隣住民に迷惑にならない時間帯に行っているのか、しっかりと確認しておきましょう。

【境界杭のチェックをしてもらう】


工事の前に境界線の位置を業者の方に確認してもらうことが大切です。境界杭とは、自分の敷地と隣の敷地の範囲をわかりやすくするため、測定士が距離を測って打ち込む杭です。
どこに境界杭が打たれているか確認しないままだと、後で境界線トラブルにつながる恐れがあります。したがって、境界線の位置をしっかりチェックしてもらうようにしましょう。

まとめ



マイホーム建設中のご近所トラブルを回避するためのポイントをご紹介しました。マイホームを建設する場合は、工事開始前に近隣住民にしっかりと挨拶をしておきましょう。
また、現場作業員のタバコのポイ捨てや食べ物の空などマナーの管理を徹底することが必要です。
さらに、現場の騒音は近隣住民のストレスにもつながります。規定の時間外に工事を行わないなど、配慮してもらいましょう。

このような建設中のご近所トラブルが心配な方は、ぜひ住宅の専門家に相談してみることをおすすめします。
アールグラフではお施主様の夢のマイホームの実現に、誠実に向き合いサポートいたします。お悩みご相談があればお気軽にご相談ください!