基本的に、日当たりを良くしたいと思う部屋は南側に設置するようにしましょう。
ちなみに、快適な室内空間は
この3つが大きく関係しています。
一般的には夏は涼しく、冬は暖かい部屋が快適と言われています。
夏の涼しさを保つためには、太陽の光が直接部屋に入ってこないことが条件となります。
その対策として、家の南側に庇を設置することをおすすめします。
反対に冬の暖かさを保つには、太陽の光が部屋に入ってくることが条件となります。
ただし、部屋の中の日当たりだけでなく、太陽の光によって壁が温められることでも室内温度が高くなるので、外壁に太陽の光が当たるということも重要なポイントになります。
そのため、夏場は壁面の日照時間は短く、冬場は壁面の日照時間が長い南向きの部屋が、快適な部屋になります。
もちろんすべての部屋を南向きにすることはできないため、採光がなくても差し支えのないバスルームやトイレなどを北側に設置するようにすれば、リビングなどの採光が必要な部屋を南側に配置することができます。
その他にも、太陽が昇る東側に寝室を設置して朝の光を浴びながら目覚めることができるようにする、在宅ワーク用のスペースは太陽の光に影響されにくい北側に設置するなど、希望のライフスタイルに合わせて間取りを考えていきましょう。