通り土間がオフィスと住居を心地よくつなぐ、都市部型ガレージ付き２階建て住宅。
大阪の都市部狭小地によく見受けられる、間口が狭く縦長の敷地を活かし、長手方向にアプローチをもうけることで
奥になにがあるんだろう？と訪問者が気になるような、特別感のあるファサードです。
通り土間には3つの入口が並び、オフィス・住居用玄関・ガレージにもアクセスできる導線です。
オフィスは海外の訪問者も多いとのことでしたので、あえて半分をタイル仕上げとし、土足のまま打合せなどができるスペースを提案。
中庭とオフィスを隣接させることで、1日中仕事をしても自然光がしっかりと入る明るい空間になりました。
2階にはLDKと子供部屋がありますが、中庭に隣接する廊下があることでほどよく家族間の距離を保つことができます。
外観はSOLID/typeM_LAP/鉄黒×ホワイトに近いライトグレーの塗装仕上げとし、特に印象的なファサードとなりました。
内装は無垢材バーチと木の素材感がやわらかな印象のキッチン・WOODONEを選定。
LDKの真ん中にあるキッチン横の壁は外壁と同じSOLIDのタイルで仕上げ、統一感のある設えとなりました。