「滑り出し窓」という窓をご存知でしょうか？
一般的な窓は２つのガラスがすれ違うように開閉することから、「引き違い窓」と呼ばれています。これに対し「滑り出し窓」は、1枚のガラスが室外に滑り出すように開く窓のことをいいます。
最近ではこの滑り出し窓が住宅に使われることが増えてきています。
おしゃれなこだわりの窓にしたいという方は滑り出し窓を検討してみませんか？

今回は、滑り出し窓の特徴や機能について紹介します。

滑り出し窓には、縦滑りだし窓、横滑り出し窓の2種類があります。

縦滑り出し窓
窓の上下にレールがついており、ドアのように90度開く窓です。

横滑り出し窓
窓の左右にレールがついており、シェードのように開く窓です。

最近は滑り出し窓の人気が高まり、住宅に滑り出し窓が採用されることが多くなっています。
見た目のおしゃれさだけではなく、狭いスペースに設置できるという点も人気の理由の1つです。
またその他にも、滑り出し窓を設置することで下記のようなメリットがあります。

縦滑り窓は、ドアのように外側に開くため、窓に対して並行に吹く風をキャッチします。
つまり、効率的に風を取り入れられるのです。また、引き違い窓に比べて、気密性が高いことも人気の一つといえるでしょう。

横滑り出し窓は、シェードのような形状に開くので、窓を開けても外からの視線を遮ることができます。
特にトイレや浴室など、視線を通したくない場所に最適です。
また、開口部が小さく人が通れる程には開かないため、防犯面でも有効です。

今回は滑り出し窓について紹介しました。
窓は、気密性や防犯性、風通しなどの機能面だけでなく、家の形状や外観などのデザイン面にも影響を及ぼします。
つまり、窓は住宅建築においてとても重要な要素の一つになるのです。

自分の希望に沿った窓を設置するためには、施工業者に任せるだけでなく、自分自身で窓の形状や種類を確認し、選ぶようにしましょう。
そして、防音性や断熱性、気密性についても判断できるようになると良いですね。

注文住宅であれば、住宅設計のプロと相談しながら、窓ガラスの構造や、窓の形状、サッシの色から材質まで自分で好きなように選ぶことができます。
アールグラフではお施主様の夢のマイホームの実現に、誠実に向き合いサポートいたします。お悩みご相談があればお気軽にご相談ください！