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2025/07/13

憧れのアイランドキッチン!後悔しないための設計と間取りのコツ

憧れのアイランドキッチン!後悔しないための設計と間取りのコツ

キッチンにはいくつかの種類があります。

特に家族との会話を大切にしたい方や、人を招くのが好きな方に人気なのが「アイランドキッチン」です。

アイランドキッチンはキッチンの中央に配置され、どの方向からもアクセスができるのが特徴です。

そのため、料理をしながら家族の様子を見守れたり、ホームパーティの場面でもゲストと会話を楽しみながらキッチンに立てるという魅力があります。

しかし、この開放的なキッチンスタイルには、従来のキッチンとは違った注意点もあることをご存じでしょうか。

例えば、油はねやにおいの拡散、収納スペースの確保など、あらかじめ考えておくべきポイントがいくつかあります。

今回は、アイランドキッチンを取り入れたいと考えている方に向けて、メリットと注意点をわかりやすくご紹介していきます。

アイランドキッチンの魅力

・開放感のある空間をつくれる

アイランドキッチンの大きな魅力は、何といってもその開放感です。

一般的なキッチンが壁に沿って配置されるのに対し、アイランドキッチンは部屋の中央に独立して設置されるスタイルになります。

キッチンとリビング、ダイニングとの境目がゆるやかになることで、空間に広がりが生まれます。

 

・動線がスムーズで作業効率がアップ

アイランドキッチンは四方からアクセスできる設計になっているため、調理中の動きがとてもスムーズになります。

キッチンのまわりを自由に行き来できることで、作業効率はぐっと高まります。

また、複数人でキッチンに立つ機会があるご家庭でも、それぞれが干渉せずに作業しやすくなります。

家族やパートナーとの料理タイムもストレスなく楽しめるでしょう。

 

・多目的な使い方ができる

カウンター部分は、調理スペースとしてはもちろん、食事スペースやちょっとした作業スペースにも使えるのがうれしいポイントです。

朝食をさっと済ませたり、子どもが宿題をする場所として活用したり、夜にはホームバーのようにお酒を楽しむ場にもなります。

暮らし方に合わせて柔軟に使えるのも、アイランドキッチンならではの魅力ですね。

アイランドキッチンの注意点

・油はねへの対策が必要

アイランドキッチンは開放感が魅力ですが、一方で、調理中の油はねが広がりやすいという注意点があります。

放っておくと、周囲の家具や床が汚れやすくなるため、事前の対策が重要です。

これに対しては、以下のような工夫が効果的です。

 

・IHクッキングヒーターの導入で油の飛び散りを軽減する

・吸引力の高いレンジフードを設置して空気をしっかり循環させる

・アクリル板などの飛沫防止パネルを周囲に設置して、汚れを最小限に抑える

 

これらを取り入れることで、見た目の美しさを保ちながら、快適な調理環境を維持できます。

 

・収納の工夫が欠かせない

アイランドキッチンは壁を使った収納ができないため、スペースの確保が難しく感じることもあります。

収納の工夫がポイントとなるため、以下のようなアイデアを取り入れてみましょう。

 

・キッチン本体の下に引き出しや棚を組み込む

・天井から吊り下げる吊戸棚を設置する

・背面の壁を活用して収納棚やパントリーを設ける

 

家族構成や調理スタイルに合わせて、事前にしっかりと収納計画を立てておくことが大切です。

 

・照明計画にもひと工夫を

アイランドキッチンはリビングやダイニングとつながる空間になるため、照明の配置にも気を配りたいところです。

作業スペースはしっかり明るくしつつ、周囲との調和も意識しておくと、居心地の良い空間に仕上がります。

例えば、ペンダントライトで作業台の明るさを確保しつつ、ダウンライトを組み合わせて全体のバランスを取るのも良い方法です。

見た目にも実用面でも満足のいく仕上がりになるでしょう。

まとめ

 

アイランドキッチンは、開放感や動きやすい動線、多目的な使い方ができる点など、魅力がたくさん詰まったスタイルです。

しかしその一方で、油はねや収納不足、照明の配置といった面では、あらかじめしっかりと対策しておくことが大切です。

快適で使いやすいキッチンを実現するためには、こうしたポイントを踏まえて計画を立てることが欠かせません。

これから注文住宅を検討している方は、理想のキッチンを叶えるためにも、設計士などの専門家としっかり相談しながら進めていきましょう。

 

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