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2025/07/16

パントリーの広さはどれくらい必要?家族構成別サイズの目安と設計のポイント

パントリーの広さはどれくらい必要?家族構成別サイズの目安と設計のポイント

「毎回の買い物で重たい荷物を運ぶのが大変」「食材のストック場所にいつも悩む」
そんなお悩みを感じたことはありませんか?

忙しい毎日のなかで家事の負担を軽くしつつ、家族の食生活をより充実させるためには、パントリーの活用がおすすめです。

収納上手な人ほど、このパントリーを上手に使いこなしています。

しかし、新築の際に取り入れるとなると、「どれくらいの広さが必要?」「どこに配置すれば便利?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、家族構成やライフスタイルに合わせたパントリーの最適な広さや、使い勝手の良い設計ポイントをご紹介していきます。

パントリーの基本的な役割と重要性

パントリーは、食品や調理器具などをまとめて収納するためのスペースです。

ただの物置ではなく、キッチン作業を効率化し、日々の家事をラクにするための重要な場所になります。

パントリーには次のようなメリットがあります。

 

・食材の在庫を一括管理できるので、買い忘れやダブり買いを防げる

・キッチンの作業台がすっきり片付き、調理に集中しやすくなる

・まとめ買いや災害時の備蓄にも役立つので、安心感がアップする

・必要な物をすぐ取り出せるため、調理時間の短縮にもつながる

家族構成別!最適なパントリーサイズとは?

パントリーは、家族の人数や日々の生活スタイルによって必要な広さが大きく変わってきます。

ここでは、家族構成ごとの一般的な目安をご紹介します。

 

・1〜2人暮らしの場合

最低限の収納スペースでも、十分な機能を発揮できます。

例えば、幅90cm×奥行60cmほどのウォークインタイプや、キッチン横に設ける棚型の収納(幅60cm×奥行45cm程度)がおすすめです。

 

・3〜4人家族の場合

食材や調理器具が増えることを考えると、少しゆとりを持ったサイズが理想です。

幅120cm×奥行80cmほどのウォークインタイプなら、日常使いのものを無理なく収納できて使い勝手も良くなるでしょう。

 

・5人以上の大家族の場合

まとめ買いや大型の調理家電など、収納する物の種類も量も多くなりがちです。

そのため、幅150cm×奥行100cm以上の広さを確保しておくと安心でしょう。

パントリーの中に可動棚を設ければ、さらに使いやすくなりますよ。

生活スタイルに合わせた設計のコツ

パントリーは、家族の生活スタイルや調理習慣に合わせて設計することで、より使い勝手のよい空間になります。

以下のような工夫を取り入れてみましょう。

 

・料理が好きなご家庭

調理器具や大皿など、かさばるアイテムが多くなるため、収納スペースはやや多めに確保しておきたいところです。

可動棚を設けておけば、アイテムのサイズに合わせて柔軟に調整できて便利です。

 

・健康志向のご家庭

野菜や果物を保存するスペースには、通気性のある棚を使うと傷みにくくなります。

オーガニック食品や乾物類のストックエリアを設けておくのもおすすめですよ。

 

・共働きのご家庭

忙しい平日でもすぐ使えるよう、レトルトや缶詰などを多めに収納できる深めの棚があると重宝します。

ラベルの見やすさや取り出しやすさにも配慮すると、調理の時短にもつながりますね。

使いやすさを追求したパントリー設計のヒント

パントリーをより快適に使いこなすには、設計段階でいくつかのポイントを意識しておくことが大切です。

以下のような工夫を取り入れて、日々の家事をスムーズに進められる空間を目指しましょう。

 

・キッチンからのアクセスを考えた配置に

食材や調理器具をすぐに取り出せるよう、キッチンの動線上に設けておくと使いやすさがぐんとアップします。

 

・明るさを確保するための照明計画を忘れずに

手元が見づらいと整理整頓もしづらくなるため、パントリー内にはしっかりと明るさを確保しておきましょう。

 

出し入れのしやすさを意識した棚の配置に

よく使うものは腰の高さ、重いものは低い位置といったように、使う頻度や重さに応じて収納場所を決めるのがコツです。

 

・湿気対策としての換気設備もチェック

湿度が高い場所だからこそ、通気性を保つ換気設備を取り入れて、食品の品質や収納環境を守りましょう。

 

・重い物を置く下段には引き出し式の棚を採用

米袋やペットボトルなど重さのあるものは、スライド式の棚を使えば取り出しやすく、腰への負担も軽減できます。

まとめ

 

パントリーは、単なる収納場所ではなく、暮らしの質を左右する大切な空間のひとつです。

家族のライフスタイルに合わせて丁寧に設計されたパントリーは、毎日の家事をラクにしてくれるだけでなく、キッチンまわりの快適さアップにもつながります。

新築を考えている方は、今の暮らしだけでなく数年先の生活も思い描きながら、理想のパントリーをプランニングしてみてくださいね。

注文住宅なら、細かな部分までこだわった設計が可能です。

設計士と相談しながら、ご家族の暮らしにぴったり合ったパントリーをカタチにしていきましょう。

 

アールグラフではお施主様の夢のマイホームの実現に、誠実に向き合いサポートいたします。
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