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2025/07/27

廊下なしの間取りで空間を有効活用!狭くても広く感じる家づくりの工夫

廊下なしの間取りで空間を有効活用!狭くても広く感じる家づくりの工夫

「限られた面積でもっと広く暮らしたい」「無駄なスペースを減らして生活空間を最大化したい」
家づくりを考えるとき、このような希望を持つ方は少なくありません。

住まいには、快適さと機能性の両方が求められます。

そこで最近注目されているのが、「廊下ゼロの家」という新しい発想です。

これまでの住宅設計では、廊下はあるのが当たり前でした。

しかし、あえてこの廊下を省くことで、同じ床面積でもより開放的な空間を生み出すことが可能になります。

この間取りを取り入れることで、家族と過ごす時間を大切にしつつ、適度なプライバシーも確保できる点が、多くの方から支持を集めています。

今回は、「廊下ゼロの家」の魅力や、それを実現するための工夫、そして効率的な生活動線のつくり方について詳しくご紹介していきます。

廊下ゼロの家づくりとは?

廊下ゼロの家づくりとは、その名の通り、廊下のスペースをできるだけ減らし、その分を居室やリビングなどの生活空間として有効に活用する設計スタイルです。

これまでの住宅では、一般的に個室と共用スペースを結ぶ通路として廊下が設けられてきました。

しかし、廊下ゼロの家づくりでは廊下をただの通路ではなく、生活空間の一部として取り入れていくのが特徴です。

限られた面積をムダなく使いたい方にぴったりのアイデアと言えるでしょう。

廊下ゼロの家づくりのメリット

・空間をムダなく使える

廊下に使われていたスペースを居室や収納にまわすことができるため、限られた面積でも広く感じる暮らしを叶えられます。

 

・家族の会話が自然と増える

廊下という仕切りがなくなることで、家の中で顔を合わせる機会が増え、家族のコミュニケーションが取りやすくなります。

 

光と風が家全体に届くように
仕切りが減るぶん、風通しや日当たりが良くなり、より快適な室内環境を作れます。

 

冷暖房効率がアップして省エネに

空間がつながることでエアコンの効きも良くなり、無駄なエネルギーを抑えられるのもうれしいポイントです。

取り入れておきたい設計の工夫

・LDKを中心に配置する間取りに

廊下をなくした住まいでは、LDKを家の中心にレイアウトし、そこから各部屋にアクセスできるようにすると動線がスムーズになります。

この間取りなら、自然と家族が顔を合わせる機会も増え、コミュニケーションも取りやすくななるでしょう。

 

・個室はプライバシーに配慮して配置

例えば、子ども部屋は2階に、親の寝室は1階にといったように、プライバシーを考慮した配置にするのがおすすめです。

将来的に家族構成が変わることも考えて、柔軟に使える間取りを選んでおくと安心です。

 

・多目的スペースで空間を有効活用

廊下の代わりに、家事スペースや書斎コーナーなど、多目的に使えるスペースを設けることで、生活の質を高めることができます。

例えば、階段下を収納や小さな書斎として活用するのも効果的です。

効率的な生活動線を考慮した設計とは?

廊下をなくした家づくりでは、家族がストレスなく暮らせるように生活動線をしっかり考えることが大切です。

日々の動きをイメージしながら、次のようなポイントに注目してみましょう。

 

・キッチンと洗濯スペースはできるだけ近くに

料理をしながら洗濯も…そんな忙しい毎日でも動線が短ければスムーズにこなせます。

キッチンと洗濯室を近づけることで、家事の負担をぐっと軽くできるでしょう。

 

・玄関からLDKへのスムーズな動線

玄関から直接LDKへ入れるようにすると、帰宅後すぐに家族と顔を合わせることができ、自然と会話も生まれやすくなります。

同時に、靴や上着を脱ぎ着するスペースも確保しましょう。

 

・2階へ上がる動線も工夫を

階段の位置は、LDKからアクセスしやすく、かつプライバシーも確保できる場所を選びましょう。

オープン階段を採用すれば、空間が広く感じられて開放感もアップします。

まとめ

 

廊下ゼロの家づくりは、限られた空間をムダなく使いながら、家族のつながりを育む新しい住まいのかたちです。

ただし、このスタイルがすべての家庭にとって最適とは限りません。

大切なのは、家族のライフスタイルや将来の変化を見据えて、柔軟に間取りを考えていくことです。

注文住宅なら、設計士や工務店と相談しながら、自分たちに合った住まいをじっくり考えていくことができます。

廊下ゼロの考え方をうまく取り入れながら、家族にとって本当に心地よい暮らしを目指していきましょう。

 

アールグラフではお施主様の夢のマイホームの実現に、誠実に向き合いサポートいたします。
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