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2025/05/19

シロアリ被害を防ぐには?見つけ方と駆除のポイントについて解説!

シロアリ被害を防ぐには?見つけ方と駆除のポイントについて解説!

新築で家を建てた際、多くの人は壁や屋根など、見える部分のメンテナンスには意識を向けます。

しかし、目に入りにくい部分の管理は後回しになりがちです。

例えば、家の寿命を脅かす存在であるシロアリ。

シロアリは気づかないうちに柱や床を侵食し、発見したときには深刻な被害にまで進行しているケースも少なくありません。

今回は、シロアリ対策の重要性に加え、早期発見のポイントや効果的な駆除方法について解説します。

シロアリの被害は想像以上に深刻

シロアリによる家屋の被害額は、国内で年間約3,000億円にものぼるとされています。

特に日本の木造住宅にとって、シロアリは見過ごせない脅威の存在です。

シロアリは、一年中休むことなく木材を食べ続け、たった1年で柱や床材に大きなダメージを与える可能性もあるのです。

しかも、床下や壁の内側など、日常的に目が届かない場所で静かに進行するため、気づいたときには被害がかなり広がっていることもあります。

シロアリの活動サインを見逃さないために

シロアリ被害を早期に発見するには、住まいのちょっとした変化を見逃さないことが大切です。

以下のようなサインに気を配ると、早期発見につながります。

 

視覚的に確認できるサイン

・床にたわみや不自然な傾きがある
・柱や壁に小さな穴が開いている
・春先に羽アリを屋内で見かける
・木材を軽くたたくと、中が空洞のような音がする

 

日常生活で気づく異変

・ドアや引き戸の開け閉めがしづらくなる
・歩くたびに床がきしむような音がする
・壁紙がふくらんだり、めくれたりしている
・部屋の一角に湿気を感じる

 

効果的な予防対策でシロアリから家を守る

シロアリ対策で何よりも大切なのは、被害が出る前の予防です。

新築時からきちんと備えておくことで、長く安心して暮らせる住まいを維持できます。

 

・防蟻処理は基礎段階から

家づくりの初期段階で行う土壌処理や、木材への防蟻処理は必須です。

特に、地面に接する部分への処理は入念に行う必要があります。

施工は専門業者に依頼し、確実に対策してもらうことが肝心です。

 

湿気をためない床下環境づくり

シロアリは湿った環境を好むため、床下の換気状態はしっかり整えておく必要があります。

換気口の設置や水はけの確認に加え、点検口を設けておくと定期的なメンテナンスも行いやすくなります。

 

定期的な点検で被害を未然に防ぐ

定期的なメンテナンスは、最低でも年に一度、プロによる点検を受けておきましょう。

また、万が一の被害にも備えられる保証付きの防蟻工事を選ぶのも有効な対策です。

被害を発見したときの適切な対応とは?

もしもシロアリの被害に気づいた場合は、速やかに専門業者へ相談することが大切です。

自己判断で対処しようとするとかえって被害が広がる恐れがあるため、以下のような流れで冷静に対応しましょう。

 

・まずは被害箇所を記録

被害が確認できたら、写真を撮って状況をしっかり残しておきましょう。

その後の相談や見積もり時に役立ちます。

 

複数業者に見積もりを依頼

1社だけに頼らず、数社に連絡を取って比較検討するのがおすすめです。

費用だけでなく、対応の丁寧さもチェックしておきたいポイントです。

 

駆除方法と保証内容の確認を忘れずに

使用する薬剤や作業内容、保証期間などを事前に確認しましょう。

後々のトラブルを防ぐためにも重要なポイントです。

 

信頼できる業者に依頼する

信頼できる業者を選ぶために、実績や口コミをよく確認して判断しましょう。

まとめ


シロアリ対策は、新築時の予防処理だけでなく、定期的な点検を含めた継続的な対応が求められます。

費用は発生するものの、住まいの寿命を守るという視点で見れば、十分に価値のある取り組みといえるでしょう。

普段から家の状態に目を配り、少しでも異変を感じたら早めに専門業者に相談することが大切です。


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