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床下収納のメリット・デメリットとは?設置前に知っておきたい注意点もご紹介!
家づくりを考える際は、どんな収納を取り入れるとよいのか悩みますよね。
階段下収納や小上がり収納、そして床下収納など、限られたスペースを活かせるアイデアは多くの人から注目されています。
その中でも床下収納は、「とりあえずつくっておけば便利そう」と、深く考えずに採用するケースも少なくありません。
しかし、床下収納にはメリットと注意点の両面があるため、自分たちの暮らしに合うかを見極めることが大切です。
今回は、床下収納のメリット・デメリットを詳しくご紹介します。
床下収納とは?
床下収納とは、床の下に作られた収納スペースのことです。
一般的には和室や洋室の一角に開閉式のフタがあり、その下に収納ボックスが埋め込まれている形式が多く見られます。
サイズは設置場所によって異なり、60cm四方ほどのコンパクトなものから、2畳分程度の広さを確保できるタイプまでバリエーションも豊富です。
用途やスペースに応じて選べるのも、床下収納の特徴です。
床下収納のメリット
・デッドスペースを有効活用できる
床下収納は、普段は使いにくい床下のスペースを収納場所として活かせます。
部屋の床面をそのままに収納を増やせるため、限られたスペースでの暮らしにもぴったりです。
都市部の住宅や狭小地の間取りでも、省スペース設計に役立つでしょう。
・季節ごとの収納に便利
普段あまり使わない季節用品の保管場所としても床下収納は重宝します。
例えば、布団や季節の飾りなど、かさばるアイテムをまとめてしまっておくのにも最適です。
温度変化の少ない床下は、寝具や衣類の保管にも適しています。
・室内がすっきり整う
床下収納があれば収納家具を減らすことができるため、部屋全体がすっきりとした印象になります。
室内が整うだけでなく、家具が少ないことで掃除や模様替えもしやすくなり、空間の使い方にゆとりが生まれます。
床下収納のデメリット
・湿気対策が必要
床下は湿気がこもりやすいため、換気や防湿対策が必要です。
対策を怠ると、カビやニオイが発生しやすく、収納したものが傷む原因になってしまいます。
除湿剤を活用したりこまめに点検を行ったりと、日常的なケアが大切です。
・導入にコストがかかる
床下収納を取り入れる場合、通常の床構造よりも手間がかかり、工事費用も増える傾向があります。
特に後から追加する場合は大がかりな工事が必要になり、費用も高額になります。
そのため、新築時に設計段階から検討しておくのが理想です。
・出し入れに手間がかかることも
床を開けて物を出し入れする動作は、高齢の方にとっては負担に感じる場面もあるでしょう。
また、重量のある荷物や頻繁に使うアイテムにはやや不向きです。
床下収納はどこに設置するのがよい?
床下収納を取り入れる際は、使い勝手を重視した場所選びが大切です。
例えば、キッチンやダイニングの足元に設置すれば、非常食やペットボトル、調味料などのストック品を手軽に保管できます。
洗面所に設置すれば、洗剤のストックなどにも役立ち、見た目もすっきりします。
ただし、収納扉の開閉がしにくくなる場所は避けましょう。
また、家具や家電の真下などは動線の妨げになりやすく、出し入れが不便になりがちです。
収納する物の種類や使用頻度に合わせて、日常生活の流れに合った設置場所を見極めることが大切です。
まとめ
床下収納は、計画的に取り入れれば暮らしを快適にしてくれる頼もしい収納スペースになります。
特に、収納不足に悩んでいる方や、すっきりとした空間を求める方にとっては魅力的な選択肢です。
ただし、湿気対策や出し入れのしやすさ、コスト面など、注意すべきポイントもあります。
新築時に導入を検討する際は、どんな物を収納したいかをあらかじめイメージしておきましょう。
ご自身のライフスタイルに合った収納計画を立てたい方は、ぜひ注文住宅のプロにご相談くださいね。
アールグラフではお施主様の夢のマイホームの実現に、誠実に向き合いサポートいたします。
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