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2025/04/04

タンクレストイレでトイレをスッキリさせたい!注意点ってあるの?

タンクレストイレでトイレをスッキリさせたい!注意点ってあるの?

注文住宅を検討する際、間取りや設備選びはとても重要です。

特に、トイレは毎日使う場所だからこそ、限られたスペースを有効活用する工夫が求められます。

そこで最近人気が高まっているのが、スッキリとしたデザインが特徴の「タンクレストイレ」です。

タンクレストイレは見た目がスタイリッシュなだけでなく、掃除がしやすい点も人気の理由のひとつです。

しかし、タンクレストイレはメリットだけでなく、注意点もあるのをご存じでしょうか。

今回は、タンクレストイレのメリット・デメリットや注意点を詳しく解説し、快適な住空間を実現するためのポイントをご紹介します。

タンクレストイレとは

タンクレストイレは、従来のように水を溜めるタンクを持たず、水道から直接水を流す仕組みのトイレです。

従来よりもコンパクトな設計が可能になっているため、見た目もスッキリとした印象になります。

 

 

タンクレストイレのメリット

・トイレ空間を広く使える

タンクがない分、従来のトイレに比べて奥行きが短くなり、限られた空間を広く使えるようになります。

開放感のある設計が可能になるため、狭いトイレを少しでも快適にしたい場合におすすめの選択肢です。

 

・掃除がしやすい

タンクがないことで凹凸が少なくなり、ホコリや汚れが溜まりにくくなります。

また、床から浮かせる「フロートタイプ」を選べば、床掃除がしやすくなり、家事の負担を軽減できます。

 

・スタイリッシュなデザインが魅力

シンプルで洗練されたフォルムが特徴のタンクレストイレは、空間をすっきり見せる効果もあります。

シンプルモダンやナチュラルテイストのインテリアにもなじみやすく、デザイン性を重視する方にも人気です。

 

・節水効果が期待できる

タンクレストイレは、従来のタンク式トイレよりも少ない水量で効率的に流せる設計になっています。

メーカーや機種によって異なりますが、最新の節水型を選べば、水道代を抑えることが可能です。

 

・連続使用が可能

タンク式の場合、一度流すとタンクに水が溜まるまで待つ必要がありますが、タンクレストイレはその必要がありません。

家族が多い家庭や来客時など、短時間に何度も使用するシーンでも水切れを気にせず使えます。

タンクレストイレの注意点

メリットが多いタンクレストイレですが、注意点もあることを覚えておきましょう。

 

停電時に使用できない可能性がある

タンクレストイレは電気で水を流すため、停電時には使用できなくなるケースがあります。

非常用の手動レバーが付いているタイプや、停電時でも作動するモデルを選んでおくと安心です。

 

水圧によっては設置が難しいことも

タンクを使用しない構造上、水圧が低いと流れが悪くなる可能性があります。

特に、二階や高台にある住宅では、十分な水圧が確保できるか事前に確認しておくことが重要です。

 

・設置費用が高くなりやすい

最新の技術を搭載したタンクレストイレは、一般的なタンク付きトイレと比べて価格が高くなる傾向があります。

初期費用を抑えたい場合は、必要な機能を厳選しながら選ぶのがポイントです。

 

修理やメンテナンス費用がかかる可能性がある

タンク付きトイレに比べて構造が複雑なため、故障した際の修理費用が高くなることがあります。

導入前にメーカー保証の内容やメンテナンスのしやすさを確認しておくとよいでしょう。

広々とした空間を作るためのポイント

タンクレストイレの導入に加えて、以下のポイントを意識すると、より快適で開放的なトイレ空間を実現できます。

 

収納スペースを天井側に設置する

タンクがない分、トイレの上部の空いたスペースを収納として活用できます。

吊り戸棚や埋め込み収納を設けると、トイレットペーパーや掃除用品をスッキリ収納でき、見た目も整った印象になります。

 

アクセントクロスで開放感を演出する

明るい色や奥行きを感じさせるアクセントクロスを取り入れると、空間を広く見せる効果が期待できます。

特に、横にラインの入ったデザインや鏡を取り入れると、奥行き感が強調され、より広々とした印象になります。

 

間取りにゆとりを持たせる

注文住宅なら、トイレの広さも自由に設計できます。

タンクレストイレを採用し、さらに通常より少し広めの設計にすれば、お子さまのトイレトレーニングや高齢になったときの使いやすさ向上にもつながります。

まとめ

 

タンクレストイレは、限られた空間を有効活用できる便利な選択肢です。

掃除のしやすさやデザイン性の高さに加え、水道代の節約にもつながるなど、多くのメリットがあります。

ただし、水圧や停電時の対応といったデメリットもあるため、事前に確認しておくことが大切です。

また、トイレを快適な空間にするためには、トイレの種類だけでなく、間取りや収納の工夫も欠かせません。

理想の住まいを実現するために、注文住宅の専門家に相談しながら、最適な設備やレイアウトを検討してみてくださいね。

 

アールグラフではお施主様の夢のマイホームの実現に、誠実に向き合いサポートいたします。

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