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2025/01/19

サービスルームは通常の部屋とどう違う?活用アイデアも紹介します

サービスルームは通常の部屋とどう違う?活用アイデアも紹介します

住宅の間取り図で「S」や「サービスルーム」と書かれた部屋を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
これは、「居室」としての基準を満たしていない部屋のことを指します。
日本の建築基準法では、居室として認められるためには一定の採光や換気の条件が必要です。
しかし、サービスルームはそれを満たしていないため、正式には納戸や多目的室として扱われるのです。
このサービスルームは収納や趣味のスペースなど、使いc方次第で生活を豊かにする便利な空間に変えることができます。
今回は、サービスルームの便利な使い方や、一般的な部屋との違いについて解説します。

サービスルームと一般的な部屋との違い

・採光と換気がポイント
サービスルームと居室の最大の違いは、窓の大きさや配置です。
居室の場合、部屋の広さに応じて設置しなければならない窓の基準が設けられています。
しかし、サービスルームにはその基準がなく、間取り上では窓が小さいことや、窓そのものがないこともあります。
この違いを理解しておくと、サービスルームの活用アイデアが広がります。
例えば、自然光が少ない分、照明にこだわって自分好みの空間を作ることが可能です。
ダウンライトや間接照明を取り入れると、明るさを調整しながらおしゃれな雰囲気を演出できるでしょう。

・サービスルームの法的な扱い
サービスルームは法的に「居室」として認められていないため、間取り上では「納戸」や「収納スペース」として扱われます。
そのため、税制上の優遇や面積計算に含まれない場合もあり、家全体のプランニングに幅を持たせることができます。

サービスルームの活用アイデア

・在宅ワークなどの作業空間として
サービスルームは在宅勤務などの作業空間にぴったりです。
限られたスペースでも収納棚を設置してデスクや椅子を配置すれば、機能的に活用できます。
窓がない部屋なら、視線を気にせず集中できるのもメリットになるでしょう。
収納や照明など、小さな空間を効率よく使えるような工夫を家づくりの段階からしておくのがおすすめです。

・キッズコーナーや収納空間に
家族が増えると、子どものおもちゃや荷物が増えて収納場所に悩むことがあります。
サービスルームを子どもの遊び場にすることで、リビングが散らかりにくくなり、片付けも楽になります。
収納スペースとして活用する場合は、家族全員が使いやすいように棚の高さや配置を工夫しましょう。

・趣味専用の空間に
趣味を楽しむための専用空間としてサービスルームを活用するのも良いアイデアです。
例えば読書好きな方なら、本棚を設置してミニ図書館のような空間を作るのもおすすめです。
アートやハンドメイドが趣味なら、集中できる作業場として利用するのもよいでしょう。
このような専用スペースがあると、生活に新たな楽しみやゆとりが生まれ、日々の満足感が高まります。

まとめ


サービスルームは「制約が多い部屋」と思われることがありますが、実は家づくりの幅を広げる便利な空間です。
活用方法をしっかり考えることで、日々の暮らしやすさを向上させることができるでしょう。
注文住宅を検討中の方は、サービスルームを最大限に活かせる間取りについて、ぜひプロに相談してみてくださいね。

アールグラフではお施主様の夢のマイホームの実現に、誠実に向き合いサポートいたします。
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