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2025/01/13

失敗しないカーポート選び!愛車に合ったサイズの決め方

失敗しないカーポート選び!愛車に合ったサイズの決め方

カーポートは、愛車を雨や雪、紫外線から守るだけでなく、車の乗り降りを快適にしてくれる大切な設備です。
しかし、適切なサイズや柱の強度を選ばなければ、十分な機能を発揮できず、不便さを感じることもあります。
特に、車種や駐車スペースに合わないサイズを選んでしまうと、非常に使い勝手が悪くなってしまいます。
そこで今回は、カーポートの適切な大きさや、意外と見落としがちな柱の太さについて解説します。

カーポートを快適に使うための基本サイズ

・長さと幅
カーポートの基本サイズを決める際、まず考慮すべきは愛車のサイズです。
一般的な乗用車の場合、長さ5m、幅3mが最低限必要です。
しかし、これはあくまで最小サイズであり、快適に使用するにはもう少し余裕を持たせることをおすすめします。
例えば、長さ5.5m、幅3.5mのカーポートであれば、ドアの開閉やトランクの荷物の出し入れがスムーズになります。
さらに、自転車や園芸用品などを置くスペースも確保できるでしょう。

・高さ
カーポートの高さ選びは、快適さと実用性を左右する大切なポイントです。
通常の乗用車には2.3m程度の高さがあれば十分ですが、ルーフボックスやサーフボードを利用する場合には、それらに対応した高さを確保する必要があります。
また、将来的にミニバンやSUVに乗り換える可能性があるなら、2.5m以上の高さにしておくと安心です。

複数台駐車する場合の注意点

・2台用カーポートの適切な幅
2台用カーポートを快適に利用する場合、単純に幅を2倍にするだけでは不十分です。
車両間のスペースを確保する必要があるため、5.5m以上の幅を設けるのが理想的です。
両方の車のドアを同時に開けても余裕が生まれ、家族が同時に乗り降りする際もスムーズに動けるでしょう。

・縦列駐車の奥行きの工夫
縦列で2台を駐車する際は、十分な奥行きが必要です。
最低でも10m、可能なら11m程度を設けると、スムーズに車の出し入れができるでしょう。
また、前後の車の間にスペースを設けることで、荷物の積み下ろしも容易になります。

柱の太さと配置、素材について

・柱の太さで決まる強度と使い勝手
カーポートの大きさを決める際、柱の太さも重要な要素です。
一般的に、柱が太いほど強度が増しますが、見た目や使い勝手にも影響します。
例えば、積雪の多い地域では、太い柱にすることで雪の重みに耐える強度を確保できます。
標準的な柱の太さは100mm×100mm程度ですが、特に積雪が多い地域では20mm×120mmや150mm×150mmの太い柱を選ぶことをおすすめします。
一方で、都市部など狭小地では、細い柱にすることで限られたスペースを有効活用できます。
柱の太さは、地域ごとの環境や用途に応じて適切なものを選びましょう。

・本数や配置も強度に影響する
柱の本数や配置も重要です。
例えば、片持ち式(カンチレバー式)のカーポートは、駐車スペースに柱がないため使いやすいですが、強度面ではやはり両側に柱がある方が優れています。
また、屋根の形状が片流れか寄棟かによっても、必要な柱の本数や配置が変わります。

・素材選びとメンテナンスの工夫
柱の素材も耐久性に直結します。
一般的にはアルミ製やスチール製が選ばれることが多いですが、和風のデザインを好む場合は木製の柱を取り入れることも可能です。
ただし、木製の場合は定期的なメンテナンスが必要になるため、手間を考慮する必要があります。
素材選びは見た目だけでなく、耐久性と維持管理の手軽さも考慮して決めましょう。

まとめ



カーポートの設計は、単に車を雨から守るだけでなく、日々の生活の快適さにも大きく影響します。
適切なサイズと構造を選ぶことで、愛車を大切に守りながら、使い勝手の良い駐車場にすることができます。
カーポートのサイズや構造、材質の選択でお悩みの方は、ぜひ注文住宅のプロにご相談くださいね。
実用性とデザイン性を兼ね備えたカーポートを一緒に形にし、毎日の暮らしをさらに快適にしていきましょう。

アールグラフではお施主様の夢のマイホームの実現に、誠実に向き合いサポートいたします。
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