家を広々とした空間にして開放感を演出するには、勾配天井がおすすめです。
家づくりは人生における重要なイベントの一つであり、後悔のないようにしたいですよね。
そのためには、間取りや内装だけでなく、天井にもこだわるようにしましょう。
今回は、勾配天井の特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

勾配天井とは、屋根の勾配に合わせて斜めになっている天井のことです。
通常は屋根裏として無駄になりがちなスペースを部屋の空間として有効活用することで、部屋を上に広げて開放感を生み出します。
家の構造によっては支えとなる梁が部屋に露出することもあり、これが開放感や高級感を演出する要素となります。

・部屋が縦に広がることで、視線が開放的になる
・窓を高い位置に配置することができるようになり、部屋が明るくなる
・通気性が向上して室内の風通しが良くなる
・2階リビングと相性抜群


天井を高くすることで、開放感だけでなく、窓の位置によっては天窓のような効果が得られます。そのため部屋の中から、近隣の住宅ではなく、空や外の景色が眺められるでしょう。
室内でお月見や星空を楽しむことができるかもしれませんね。

・高い所のメンテナンスが大変
・コストがかかる
・照明設計が困難
・屋根の傾斜が緩いと効果が薄れる
・家の性能が求められる

勾配天井のデメリットは、天井が高くなるため、メンテナンスが大変になるところです。また、断熱材や内装の施工が複雑になり、コストの増加も懸念されるでしょう。
さらに、部屋全体の照明計画が難しくなることがあり、部屋の一部が暗くなりがちです。

今回は、勾配天井のメリット・デメリットをご紹介しました。
メンテナンスの大変さやコストはデメリットですが、開放的で心地よい空間は魅力的ですね。
「明るく広々とした家でリラックスしたい」「窓からの景色を楽しみたい」とお考えの方は特におすすめですよ。

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