暑い夏にぴったりの水遊びを自宅で気軽に楽しめるビニールプール。
海辺やプール施設が混雑している場合でも、家でのプールなら好きなだけ満喫できます。
今回は、家の庭でビニールプールを設置する際の選び方と注意点について詳しく解説します。

自宅のお庭で使うプールを選ぶ際には、プールのサイズと底のクッション性能が大切です。
プールが大きすぎると、水の溜めるのにも時間がかかり、また、水道代も増えてしまいます。
とはいえ、反対に小さすぎると狭くて快適に楽しめません。
子どもだけで使う場合は、1ｍ～2ｍサイズが良いですが、家族全員で楽しむ場合には3ｍ以上の大きさを選びましょう。

また、プールの底のクッション性が低いと、子どもが地面にぶつかった時にケガをするリスクがあります。
程よいサイズとクッション性の高いプールを選ぶことで、家庭での水遊びをより安全で快適に楽しめます。

・日焼け対策を怠らない
プールを楽しむときは日焼け対策をしっかり行いましょう。
夏場の強い紫外線は、露出が多い肌に大きなダメージを与えてしまいます。
子どもの敏感な肌には日焼けが直接的な負担となり、やけど同様の肌トラブルを引き起こすことがあります。
プールで遊ぶ際には、子ども用の日焼け止めクリームを利用し、約2時間ごとに塗り直しましょう。

・こまめな休憩と水分補給
熱中症予防のためには、プールでの活動中も定期的な水分補給と休憩が大切です。
「水の中だから大丈夫」と思いがちですが、プールの水温が高い場合は水中であっても体温は簡単に下がらないため、熱中症のリスクが意外と高いのです。
特に炎天下でのプール遊びは水温が高くなり、体温の上昇を促しやすく、その結果として熱中症にかかりやすくなります。

子ども達は水遊びに夢中になると脱水症状に気づきにくいため、大人が定期的に水分補給や休息を促すことが必要です。
プールで安全に楽しむためには、熱中症予防として水分補給と休憩を効果的に取り入れましょう。

・浅い水でもしっかり見守る
浅いビニールプールでも、常に子どものそばで見守るようにしましょう。
プールの深さが浅いからといって安全とは限りません。
子どもは予想外に溺れる事故に見舞われることがあり、特に小さな子どもにとっては危険が伴います。
例えば、赤ちゃんは不意にバランスを崩して後ろに倒れたり、水の中でハイハイをしたりすることがあります。
仮に水深が5㎝程度の非常に浅いプールでも、口に水を含むことで溺れる可能性があるため、大人は一瞬たりとも目を離してはなりません。
子どもがプールで遊ぶ際は、無理をさせず、常に注意深く見守り、安全を確保することが大切です。

今回は、自宅でビニールプールを楽しむための設置方法と注意点についてご紹介しました。
公共のプールでの混雑を避けて自宅で思う存分に楽しめるため、小さなお子様にとってはプールデビューの良い機会となります。
「自宅の庭をプールで楽しめる空間にしたい」とお考えの方は、ぜひ住宅の専門家に相談してみませんか？

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