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2025/07/04

防災グッズはどこに収納する?非常時に役立つ備えと収納のコツ

防災グッズはどこに収納する?非常時に役立つ備えと収納のコツ

突然の災害が発生した時の、ご家族の安全を守るための備えは十分でしょうか?

近年、日本各地で地震や豪雨などの自然災害が頻発しており、「いざというとき」に備える意識がますます高まっています。

仕事や家事、育児に追われる日々のなか、防災対策は後回しになりがちですが、いざという時に慌てないためには日頃からの備えが欠かせません。

特に、家族構成の変化や暮らしのスタイルが変わるタイミングは、防災の見直しにも適したタイミングといえるでしょう。

今回はは、家族の安心につながる防災収納の基本と、限られたスペースでも実践しやすい収納の工夫をご紹介します。

防災収納の基本:何を準備すればいい?

防災収納を始めるにあたって、まずは「何を備えるべきか」を整理することが大切です。

いざというときに困らないよう、以下のような基本アイテムをチェックしておきましょう。

 

・飲料水と非常食

1人あたり1日3リットルを目安に、家族全員が3日間しのげる量の水を確保しておくのが基本です。

非常食は、缶詰やレトルト、乾パンなど、火や水がなくても食べられるものを中心に選びましょう。

 

・応急医療品

救急箱のほか、持病がある場合は常備薬や処方薬のストックも忘れずに。

消毒液や絆創膏、包帯など、基本的な応急処置ができるアイテムもそろえておくと安心です。

 

・衛生用品

清潔を保つためのアイテムも大切です。

ウェットティッシュや使い捨てマスク、手袋、生理用品などは、必要な量をあらかじめ用意しておきましょう。

 

・照明器具

停電への備えも欠かせません。

懐中電灯やランタン、ろうそくなどを複数用意しておけば、夜間の移動や作業もスムーズに行えます。

効率的な防災収納のコツ

限られたスペースの中でも、工夫次第でしっかりと備えることが可能です。

以下のポイントを押さえて、無理なく継続できる収納を目指しましょう。

 

・玄関や寝室近くにまとめて配置

緊急時にすぐに取り出せる場所に備えておきましょう。

玄関や寝室の近くに専用の棚やボックスを用意しておくと、いざという時も慌てずに対応できます。

 

・ローリングストックを取り入れる

ローリングストックとは、普段から使う食品や日用品を少し多めに買い置きし、古いものから使って行く方法です。

鮮度を保ちながら備蓄できるため、特別な準備をせずに始められます。

 

・真空パックでかさばる物を圧縮

毛布や着替えなど、かさばりがちな物は真空パックを使って圧縮すると、収納スペースがグッと広がります。

湿気対策にもなり、長期保存に適しています。

 

・多機能アイテムを上手に選ぶ

収納を圧迫しないためにも、ひとつで複数の役割を果たすアイテムを選ぶのがおすすめです。

ソーラー充電式のラジオや浄水機能付きのボトルなど、実用性の高いアイテムを取り入れてみましょう。

家族で取り組む防災対策

防災収納をより実効性のあるものにするためには、家族全員の協力が欠かせません。

日常の中で取り組める工夫を通じて、防災意識を自然に高めていきましょう。

 

・定期的に「防災会議」の時間をつくる

月に一度など、定期的に家族で集まり、防災について話し合う機会を持ちましょう。

避難経路の再確認や、備蓄品の点検を行うことで、いざというときの行動がスムーズになります。

 

・子どもと一緒に楽しむ「防災ゲーム」

防災クイズを出し合ったり、非常時の行動をロールプレイで練習したりすると、子どもも前向きに取り組みやすくなります。

遊び感覚で学べる工夫が効果的です。

 

・地域の防災訓練にも参加してみる

自治体や町内会などが主催する防災訓練に、家族で参加してみましょう。

実践的な知識が得られるだけでなく、ご近所とのつながりも深まり、いざというときの助け合いにもつながります。

まとめ

 

防災収納は特別な準備ではなく、日々の暮らしに自然と取り入れられる備えのひとつです。

無理のない範囲で始めていくことで、非常時の安心感につながります。

また、注文住宅を計画する際には、設計段階から防災収納を組み込むことで、より効果的な対策が可能になります。

ご家族のライフスタイルや必要な備えを見極めながら、設計士と一緒に最適なプランを検討してみてくださいね。

 

アールグラフではお施主様の夢のマイホームの実現に、誠実に向き合いサポートいたします。
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