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便利なルーフバルコニー!設置には用途制限にも注意が必要?

ルーフバルコニーは、限られた居住空間を有効活用し、開放的なアウトドアリビングを楽しむための魅力的な選択肢です。
しかし、用途制限が厳しい地域では屋上の活用が制限されることがあります。 そのため、計画段階での慎重な検討が必要です。
今回は、ルーフバルコニーを設置する際に注意すべき用途制限や規制法について解説します。

ルーフバルコニーとは

ルーフバルコニーとは、下の階の屋根部分を利用したバルコニーのことです。
通常のバルコニーよりも面積が広く設計されており、屋上でリラックスしたりレジャーをしたりと家族で楽しめます。

ルーフバルコニーの最大の魅力はその広々とした空間と優れた日当たりです。
屋根がないため、たくさんの日光を取り込むことが可能です。
柵やフェンス、手すりで囲われているため、安全性も確保されています。

ルーフバルコニーの用途制限って何?

ルーフバルコニーの設置は、用途制限や容積率の規制によって制限される可能性があります。
第一種低層地域などの用途制限地域では、低層住宅の良好な環境を守るために建築物の高さや密度が制限されます。
具体的には、建ぺい率が30~60%、容積率が50~200%等、都市計画法で定められており、これを超える建築は許可されません。

また、建築基準法における容積率の定義によりルーフバルコニーが面積にカウントされてしまうと、設計が頓挫することもあるでしょう。
そのような場合、折衷案として1階の屋根部分を利用したルーフバルコニーの設置を検討する方もいます。
つまり、ルーフバルコニーを設置する際は、その地域の用途制限の規制を十分に確認することが大切です。

ルーフバルコニーは住宅の専門家に相談を


ルーフバルコニーは、日常生活に便利性と潤いを与えてくれます。 ランチやガーデニングなどの楽しみ方だけでなく、物干しや、子どもの遊び場としても活用できるでしょう。
しかし、設計の落とし穴や雨漏りのリスクなどの問題が指摘される可能性もあります。
そのため、家を建てる前にはバルコニーの設計に関して十分な検討が重要です。

アールグラフではお施主様の夢のマイホームの実現に、誠実に向き合いサポートいたします。お悩みご相談があればお気軽にご相談ください!