天井が低い部屋には、このようなメリットがあります。
- ・建築コストを抑えられる
- ・光熱費を抑えられる
- ・落ち着く空間になる
- ・建物の高さを低くできる
建築コストを抑えられる 壁には、石膏ボードや断熱材など、たくさんの資材が使われています。天井が低いとその分、縦の空間がなくなるので、資材や施工のコストを削減できます。
光熱費を抑えられる 大きな空間には、冷暖房が効きにくいというデメリットがあります。天井が低い場合は部屋の容積が小さくなるため、光熱費を抑えることが可能となります。例えば20畳のリビングなど、広い部屋で天井が低い場合は特に、光熱費がかからない効果を実感できるでしょう。
落ち着く空間になる 高い天井は開放的な空間に感じられることができる一方、低い天井の方が落ち着くという意見も。例えば掘りごたつがある和室、床座が多い部屋などは低い天井のほうが親しみを感じられる傾向にあります。また、寝室は天井が低い方がリラックスして眠れるという声もよく聞きます。
建物の高さを低くできる 各階の天井が低くなることで、建物全体の高さが低く設計できるようになります。建物全体の高さが低いということは、階段や外壁、断熱材などの建材コストも少なくて済むことになります。