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2026/02/27

おしゃれな平屋の、間取り・デザイン・注意点|完全ガイド

おしゃれな平屋の、間取り・デザイン・注意点|完全ガイド

SNSで見かけるおしゃれな平屋に、憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか。

開放的な空間、ワンフロアで完結する暮らしやすさ、そして洗練されたデザインは、多くの人を魅了します。

しかし、家づくりは一生に一度の大きな買い物です。

「デザインにこだわりたいけど、費用はどれくらいかかるの?」「後悔しないためには、何に気をつければいい?」といった不安や疑問も尽きません。

そこでこの記事では、具体的な費用相場から、後悔しないためのメリット・デメリット、おしゃれに見せるデザインのコツまで、専門的な情報を分かりやすく網羅しました。

この記事を読めば、あなたの理想の平屋づくりに向けた、具体的で確かな一歩を踏み出せるはずです。

【スタイル別】憧れが見つかる!おしゃれな平屋のデザイン事例集

まずは、あなたの「好き」を見つけるところから始めましょう。

ここでは、特に人気の高いデザインスタイルを、具体的な特徴とともにご紹介します。

それぞれのスタイルの特徴を知ることで、理想の平屋のイメージがより具体的になるはずです。

 

モダン・シンプル:洗練された機能美をまとう平屋

無駄を削ぎ落とした、直線的でシャープなデザインが特徴のスタイルです。

ガルバリウム鋼板やコンクリートといった無機質な素材に、木の温もりをアクセントとして加えることで、洗練された中にも優しさが感じられます。

片流れ屋根や陸屋根(ろくやね)を採用し、建物全体をすっきりとした箱型(BOX型)に見せることが多いです。

室内は、白やグレーを基調としたシンプルな空間が中心に。

勾配天井にして縦の空間を活かし、大きな窓から光を取り込むことで、実際の面積以上の開放感を演出できます。

機能性を重視し、ミニマルで整えられた暮らしをしたい方にぴったりのスタイルです。

  • 形状
    • 凹凸の少ないシンプルな箱型(BOX型)
  • 屋根
    • 片流れ屋根
    • 陸屋根
  • 外壁材
    • ガルバリウム鋼板
    • 塗り壁
    • サイディング(金属系・窯業系)
  • 配色
    • ブラック
    • グレー
    • ホワイトを基調に木目をアクセントに
  • 内装
    • 白やグレーの壁紙
    • 無垢材の床
    • アイアン素材の階段や手すり

 

コの字・ロの字:プライバシーを守りながら光と風を招く中庭のある平屋

建物を「コ」の字、あるいは「ロ」の字型に配置し、中央に中庭(コート)を設けるデザインです。

道路側などの外部に対しては壁面が多くなり、プライバシーを確保しやすいのが最大の特徴です。

一方で、建物内部は中庭に面して大きな窓を設置できるため、非常に明るく開放的な空間が生まれます。

中庭は、子どもたちの安全な遊び場になったり、家族でバーベキューを楽しむアウトドアリビングになったりと、多目的に活用できます。

都市部の住宅密集地でも、周囲の視線を気にせず開放的な暮らしを実現したい方に最適なスタイルです。

このデザインは、家のどこにいても中庭を通して家族の気配を感じられるというメリットもあります。

【費用編】デザイン性の高い平屋、いくらで建てられる?

理想のデザインが見えてきたら、次に気になるのはやはり「費用」です。

ここでは、平屋を建てる相場観を解説します。

 

平屋は2階建てより高い?費用の差を生む2つの大きな理由

同じ延床面積の場合、平屋は2階建てよりも建築費が割高になる傾向があります。

これには、構造上の明確な理由が存在します。

その主な要因は、「基礎」と「屋根」の面積が大きくなることです 。

例えば、延床面積30坪の家を建てる場合を考えてみましょう。

  • 2階建て: 1階15坪 + 2階15坪 → 基礎と屋根の面積はそれぞれ15坪分
  • 平屋: 1階30坪 → 基礎と屋根の面積はそれぞれ30坪分

このように、平屋は2階建ての約2倍の面積の基礎と屋根が必要になります。

基礎工事と屋根工事は、建築工事の中でも特にコストがかかる部分です。

そのため、使用する材料や手間が増える分、全体の建築費が上がってしまうのです 。

 

予算内で理想を叶える!コストを抑えておしゃれに見せる5つのコツ

「平屋は高い」と聞くと、少し不安になるかもしれません。

しかし、ポイントを押さえれば、コストを抑えながらもおしゃれで満足度の高い平屋を建てることは十分に可能です。

ここでは、すぐに役立つ5つのコスト削減術をご紹介します。

建物の形をシンプルにする

凹凸の少ない、四角形(I字型)のシンプルな形状にすることで、外壁の面積や工事の手間を減らせます。
これは、モダン・シンプルデザインの基本でもあり、コスト削減とデザイン性を両立できる有効な方法です 。

廊下をなくす

リビングから各部屋へ直接アクセスできる間取りにすると、廊下の分の床面積や壁材、ドアなどのコストを削減できます。
これにより、延床面積をコンパクトにしながらも、居住スペースを広く確保できます 。

建材や設備にメリハリをつける

すべての仕様をハイグレードにする必要はありません。
家族が長く過ごすリビングの床材にはこだわる一方、寝室や子ども部屋は標準仕様にするなど、お金をかける場所とかけない場所を決めましょう。

規格住宅を検討する

デザインや間取りがある程度決まっている「規格住宅」は、注文住宅に比べてコストを抑えやすい選択肢です。
最近では、デザイン性の高い平屋の規格住宅も増えています。

補助金や減税制度を活用する

省エネ性能の高い住宅(ZEHなど)を建てる場合、国や自治体から補助金が支給されることがあります。
また、住宅ローン減税などの制度も積極的に活用しましょう。

【知識編】建ててから後悔しない!平屋のメリット・デメリットと対策

デザインや費用のことだけでなく、実際の暮らしについても考えてみましょう。

平屋には多くの魅力がありますが、知っておくべき注意点も存在します。

メリットとデメリットの両方を正しく理解し、事前に対策を講じることが、後悔しない家づくりにつながります。

平屋暮らしの5つのメリット【暮らしやすさと将来性】

平屋が幅広い世代から支持されるのには、暮らしやすさに関わる多くのメリットがあるからです。

特に、将来を見据えた際の利点は大きな魅力と言えるでしょう。

効率的な生活動線

ワンフロアで全ての生活が完結するため、家事動線がシンプルかつ短くなります。洗濯や掃除などの移動が楽になります。

家族との一体感

常に家族が同じフロアにいるため、自然とコミュニケーションが生まれやすくなります。子どもの様子にも目が届きやすいです。

高い安全性(バリアフリー)

階段がないため、転倒のリスクがありません。小さな子どもや高齢者も安心して暮らせる、理想的なバリアフリー住宅です。

構造的な安定性

建物が低く重心が安定しているため、地震や台風などの自然災害に対して強い構造です。

メンテナンスの容易さ

2階建てに比べて高所作業が少なく、外壁や屋根の修繕時に大掛かりな足場が不要な場合が多いため、維持費を抑えられます。

「平屋はやめたほうがいい」は本当?知っておくべき4つのデメリットと対策

インターネットで検索すると、「平屋はやめたほうがいい」という意見を目にすることがあります。

これは、平屋特有のデメリットを対策なしに建ててしまった場合に起こりうることです。

ここでは、代表的な4つのデメリットと、設計段階でできる具体的な対策を解説します。

 

【デメリット】広い土地が必要 → コンパクトな設計と土地選びが鍵

平屋は、2階建てと同じ延床面積を確保しようとすると、より広い敷地面積が必要になります。

特に土地の価格が高い都市部では、土地の購入費用が大きな負担となる可能性があります。

  • 対策
    • 廊下をなくすなど、無駄なスペースを省いたコンパクトな間取りを工夫する。
    • コの字型やロの字型の間取りで、敷地を有効活用する。
    • 都市部にこだわらず、少し郊外のエリアまで土地探しの範囲を広げてみる。

 

【デメリット】プライバシーと防犯面 → 窓の配置と外構デザインで解決

全ての部屋が1階にあるため、道路や隣家からの視線が気になったり、侵入のリスクが高まったりする可能性があります。

プライバシーと防犯への配慮は、平屋を建てる上で非常に重要なポイントです。

  • 対策
    • 道路に面した側には大きな窓を避け、高窓(ハイサイドライト)や地窓、スリット窓などを活用する。
    • 中庭を設けることで、外部の視線を完全にシャットアウトする。
    • 防犯ガラスやセンサーライトを導入する 。
    • 目隠しフェンスや植栽を効果的に配置し、外からの視線を自然に遮る。

 

【デメリット】日当たりと風通し → 中庭や天窓で家の中心まで明るく

建物の中心部に位置する部屋は、窓からの距離が遠くなり、光が届きにくく風通しも悪くなりがちです。

家のどこにいても快適に過ごすためには、採光と通風の計画が欠かせません。

  • 対策
    • コの字型・ロの字型の間取りにして、中庭から光と風を取り込む。
    • 天窓(トップライト)を設置し、真上から自然光を取り入れる。
    • 風の通り道を計算して、対角線上に窓を配置する。

 

【デメリット】水害リスク → 土地選びと基礎の高さで備える

近年、集中豪雨などによる水害のリスクが高まっています。

万が一、敷地が浸水した場合、全ての居住空間が1階にある平屋は、2階建てに比べて被害が大きくなる可能性があります。

  • 対策
    • 土地を購入する前に、必ずハザードマップで浸水想定区域に入っていないかを確認する。
    • 土地の地盤を周囲より高く造成する「盛り土」を行う。
    • 建物の基礎を通常よりも高く設計する。

【実践編】ワンランク上のおしゃれな平屋を実現するデザインの要素

家づくりの知識が深まったところで、より具体的に「おしゃれな平屋」を構成するデザインの要素を見ていきましょう。

これから紹介するポイントを押さえることで、あなたの理想をより明確に、そして的確に建築会社へ伝えられるようになります。

 

外観の印象はここで決まる!「屋根・外壁・窓」のデザイン

家の第一印象を決める外観は、主に「屋根」「外壁」「窓」の3つの要素で構成されます。

これらのバランスが、デザインの完成度を大きく左右します。

  • 屋根の形状
    • 片流れ屋根: シャープでモダンな印象。屋根裏空間を活かして勾配天井にしやすい。
    • 切妻屋根: シンプルで馴染みのある形状。ナチュラル、北欧スタイルによく合う。
    • 寄棟屋根: 落ち着きと重厚感のある印象。和モダンなデザインに最適。
    • 陸屋根: 水平ラインが美しい箱型の外観。屋上として活用できる場合も。
  • 外壁の素材・色
    • ガルバリウム鋼板: 金属ならではのシャープな質感。モダン・シンプルスタイルに。
    • 塗り壁(ジョリパットなど): 温かみのある風合いと、豊富なカラーバリエーションが魅力。
    • サイディング: デザインや価格帯が豊富。木目調やタイル調など、表現の幅が広い。※ 複数の素材を組み合わせることで、外観に立体感と個性を出せます。

 

開放感と暮らしやすさを両立する内装・間取りのアイデア

平屋の魅力を最大限に引き出すためには、内装と間取りの工夫が不可欠です。

ワンフロアならではのつながりを活かし、開放的で暮らしやすい空間をつくりましょう。

  • 勾配天井で縦に広がりを
    • 屋根の形状を活かして天井を斜めに高くすることで、縦方向への抜けが生まれ、開放感が格段にアップします。
  • リビングとつながるウッドデッキ
    • リビングの床と高さを揃えたウッドデッキを設けることで、室内と屋外が一体化したような広がりを感じられます。「第2のリビング」として活用できます。
  • 家事が楽になる回遊動線
    • キッチン、パントリー、洗面脱衣室、ファミリークローゼットなどをつなげ、行き止まりなく回れる動線にすると、家事効率が飛躍的に向上します。
  • 統一感を出す造作家具

    • テレビボードや収納棚などを空間に合わせて造作(オーダーメイド)することで、インテリアに統一感が生まれ、すっきりとした空間になります。

 

建物と一体で考える!庭とのつながりを楽しむ外構デザイン

建物だけでなく、庭やアプローチなどの「外構」までトータルでデザインすることで、家の魅力はさらに高まります。

特に平屋は、建物と庭との距離が近いため、外構計画が暮らしの質を大きく左右します。

次のような工夫を意識して取り入れましょう。

  • リビングから見える場所にシンボルツリーを植える
  • 夜の外観を美しく演出する照明計画を取り入れる
  • 駐車スペースとアプローチのデザインを統一する
  • 建物との調和を考えた素材のフェンスや門柱を選ぶ

理想の平屋を叶えるパートナーの見つけ方

理想の家づくりは、信頼できるパートナー(ハウスメーカーや工務店)と出会うことから始まります。

しかし、数多くの会社の中から、自分たちに合った一社を見つけるのは簡単なことではありません。

ここでは、後悔しないための会社選びのステップをご紹介します。

 

後悔しないための会社選び3ステップ

焦って一社に決めてしまうのではなく、複数の会社を比較検討することが成功の秘訣です。

以下の3つのステップで、じっくりとパートナー選びを進めましょう。

情報収集と比較検討

 

まずは、インターネットや雑誌で気になる会社の情報を集めましょう。
特に、その会社が建てた平屋の「施工実例」をたくさん見ることが重要です。
デザインの好みや性能が自分たちに合うかを確認し、複数社のカタログを資料請求して比較します。

モデルハウスや見学会で実物を見る

カタログだけでは分からない、空間の広がりや素材の質感、空気感を体感するために、モデルハウスや完成見学会に足を運びましょう。
自分たちが建てたい家のイメージに近い実例を見学できると、より参考になります。

担当者との相性を見極める

 

最終的に、家づくりは「人」と進めていくものです。
こちらの要望を丁寧にヒアリングしてくれるか、専門家として的確な提案をしてくれるか、そして何よりも信頼できる人柄か、といった担当者との相性も非常に重要な判断基準となります。

R-GRAPHが平屋づくりで大切にしていること

私たちR-GRAPHの平屋づくりには、暮らしの質を高めるための4つのこだわりがあります。

建築家とつくるからこそ生まれる、洗練されたデザイン空間

 

R-GRAPHの平屋は、「美しく、心地よく暮らすこと」を大切にしています。
特別な景色の中で、日常を丁寧に味わえる。そんな平屋での暮らしをご提案します。
平屋は設計の自由度が高い分、設計力によって住まいの完成度が大きく左右されます。
私たちの家づくりは、デザイン性と実用性を両立してきた実績ある建築家が担当。
ライフスタイルや価値観を丁寧にヒアリングし、お客様ご自身もまだ気づいていない「本当に求めている暮らし」を読み解きます。

設計の可能性を広げる確かな施工技術

 

これまで多数の住宅を手掛け、さまざまな知見と改善を重ねた施工技術で、建築家の施工難度による設計の制約をとりはらい、平屋の魅力を最大限引き出します。
施工技術は作られる形についてだけでなく、ムダなコストをかけない最適な部材調達や、スムーズな工程進行の計画など、コスト面でも賢く建てることを可能にします。

快適と安心、高い性能で穏やかな暮らしを

室温環境を守る断熱性と気密性は、日本の省エネ基準を大きく上回る数値をお約束します。

    • 宣言UA値:0.46以下
    • 宣言C値:0.3以下

※低い値ほど高水準

高い性能は光熱費を削減し経済性にも優れています。
また高気密だからこそ、空気環境を守る計画換気も有効に作用します。
そして、地震への備えも許容応力度計算といわれる緻密な分析で耐震等級最高レベルの3が標準。
目に見えない魅力も備えたお家をご提供します。

質をそのままに建築費を効率化する知見とアイデア

 

高品質なお家を手頃な価格で叶えられる理由は、家づくりの工程で発生しているムダを省き、効率化したことによるものです。
使用する部材のコストパフォーマンスの検討、仕入れ工程の見直しといった建物にかかる費用の効率化はもちろん、設計アイデアにより手頃な価格の土地で理想の暮らしを叶えるなど、コストダウンの引き出しを幅広く用いてご提案しています。

質を落とすのではなく、賢く整える。それがR-GRAPHの家づくりです。

まとめ:理想のデザインと暮らしを叶える平屋づくりを始めよう

この記事では、おしゃれな平屋のデザイン実例から、具体的な費用、後悔しないための知識までを網羅的に解説してきました。

理想の平屋づくりを成功させるためには、以下のポイントを総合的に考えることが大切です。

  • デザイン: まずは様々な実例を見て、自分の「好き」なスタイルを見つける。
  • 費用: 相場を理解し、コストをかける部分と抑える部分のメリハリをつける。
  • 知識: メリットだけでなくデメリットも理解し、設計段階で対策を講じる。
  • パートナー: 焦らず、信頼できる会社をじっくりと見極める。

平屋は、デザインの自由度が高く、将来にわたって快適な暮らしを実現できる、非常に魅力的な住まいの形です。

まずは、この記事で気になったハウスメーカーや工務店のカタログを取り寄せて、あなたの理想の家づくりへの第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。